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お見合いの王道スタイル完全ガイド|スーツ×ネクタイで失敗しない基準

見た目・清潔感
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「お見合いって、やっぱりスーツにネクタイですよね」

ネクタイで行くべきか迷う方は少なくありません。答えは「ネクタイでも構いませんし、必須でもありません」になります。

当所が基本としておすすめしているのは、ネイビーのセットアップに白のTシャツという組み合わせです。理由は後で詳しく書きますが、失敗しにくいからです。それでも、スーツにネクタイを締めた王道のスタイルは今も強い。きちんと着られる方なら、こちらのほうが場に映えることもあります。

ただ、王道スタイルは細部で仕上がりが変わります。理由は次の章で書きます。

この記事では、男性専門の結婚相談所として、お見合いで王道スタイルを選ぶなら押さえておきたい基準を一通りお話しします。ネクタイの色と柄、長さと幅、シャツの襟型、革靴の選び方と手入れまで。読み終えたときに、鏡の前で何を確認すればいいかが決まっている状態を目指します。

この記事の要点
お見合い服には2つの正解があります。ネイビーのセットアップ+白Tシャツ(失敗しにくい)と、スーツ+ネクタイの王道スタイル(きちんと着られる人向き)です。王道を選ぶなら、ネクタイはネイビー系の無地かストライプ、長さは大剣の先がベルトのバックル中央、幅はジャケットの下襟と同じ。シャツはレギュラーかセミワイドの白、靴は黒の内羽根ストレートチップ。この5点だけ守れば、大きく外すことはありません。

その前に:お見合い服には正解が2つあります

具体策の前に、当所の立場をはっきりさせておきます。

①ネイビーのセットアップ+白Tシャツ+オールホワイトのスニーカー。 これが当所の基本推奨です。

②ネイビーのスーツ+白のワイシャツ+ネクタイ+黒のストレートチップ。 昔からの王道スタイルです。

どちらもおすすめできます。 「ネクタイは古い」とも「ネクタイでないとダメ」とも思っていません。

では、なぜ①を基本にしているのか。減点ポイントの数が違うからです。

ネクタイは、結び目が雑だったり、長すぎたり短すぎたりすると、かえってだらしなく見えます。ワイシャツはシワと襟の汚れが出ます。革靴は手入れをしていないと、そこだけ清潔感が消えます。王道スタイルは、崩れうる箇所が3つ増えるということです。

一方、しっかりした生地の白Tシャツと、汚れのない白スニーカーなら、管理する項目が少なくて済みます。婚活を始めたばかりの方に①を勧めているのは、こういう理由です。

裏を返せば、3つの項目をきちんと管理できる方は、②で何の問題もありません。 この記事は、その方のために書いています。

1. スーツ|ネイビー無地、サイズは店で測ってもらう

色はネイビーです。誠実さと清潔感が出て、明るい場所でも暗くなりません。チャコールグレーも悪くありませんが、一着目に選ぶならネイビーが確実です。

柄は無地。ごく細いシャドーストライプまでなら構いませんが、はっきりした柄はビジネス寄りの印象が強くなります。

そして、色柄より圧倒的に大事なのがサイズです。高いスーツより、体に合ったスーツのほうがきちんと見えます。 確認するのは3か所です。

  • :縫い目が肩先とぴったり合っているか。外に落ちていたら大きすぎます
  • 袖丈:シャツの袖が1〜1.5cmのぞくくらい。ジャケットの袖が手の甲にかかっていたら長すぎます
  • ハーフクッション(靴の甲に軽く触れて、たるみが少し出る長さ)にお直しします

ここで一つおすすめしたいのが、スーツ店で買って、その場で採寸してもらうことです。店員が測ってくれますし、上下で別のサイズを組み合わせることもできます。裾上げもその場で頼めます。お近くのスーツ量販店なら、どこでも構いません。予算に余裕があればオーダースーツが最も体に合いますが、必須ではありません。量販店での採寸と裾直しで十分です。

裾上げの実費は、購入店でその場なら無料から1,000円程度。街のお直し店に持ち込むと1,000〜2,000円前後が目安です。

2. シャツは白。襟型で迷ったらレギュラーかセミワイド

色は白の無地。これは迷わなくて構いません。淡いブルーも悪くありませんが、お見合いなら白が最も清潔に見えます。

襟型はレギュラーカラーかセミワイドカラー。 どちらもネクタイとの相性が良く、顔まわりが整います。一着目はこの2つから選んでください。例外として、肩幅のある方や首の太い方はワイドカラーのほうが顔まわりがすっきり見えることがあります。

ボタンダウンは避けてください。 襟先をボタンで留めるボタンダウンは、もともとカジュアル寄りのシャツです。ネクタイを締める王道スタイルの中では、そこだけ格が下がって見えます。

サイズの目安は次のとおりです。店で測ってもらうときに、そのまま使える数字です。

  • 首まわり:実寸+2〜3cm(指が2本入るくらい)
  • 裄丈:実寸+2〜4cm
  • 胸まわり:実寸+14〜18cm

もう一つ、実務的な選び方を。ワイシャツは形態安定(ノンアイロン)タイプを選んでください。 洗って干すだけでシワがほぼ出ません。お見合いの前夜にアイロン台を出す作業が消えるのは、思っている以上に大きいです。

そして襟と袖口の皮脂汚れ。ここは蓄積すると黄ばみになり、落ちなくなります。洗濯前に酸素系漂白剤の泡スプレーを襟と袖口にひと吹きしてから洗う。これを習慣にすれば、白は白のまま保てます。

シワが気になるときは衣類スチーマーが早いです。私も毎回これを使っています。ハンガーにかけたまま数十秒当てるだけで、シャツのシワは伸びます。ジャケットやニットに使うときは、生地に直接当てず、少し浮かせて蒸気をあててください。 置き場所さえ決めておけば、そのまま習慣になります。

3. ネクタイの色|ネイビー系を軸に、次点はボルドー

ここが最も質問の多いところです。

先に正直に書いておきます。婚活に特化した大規模なネクタイの色調査は、調べた限り見当たりませんでした。 出てくるのは、ビジネスシーンを対象にした古い調査(2007年・女性450名)と、写真スタジオや紳士服店の経験則です。「この色なら女性受けが何%上がる」といった数字は、作れません。

そのうえで、複数の専門家の見解が一致している点を整理します。

第一推奨はネイビー〜ブルー系。 清潔感、誠実さ、知的さ。この3つが理由として共通して挙がります。スーツがネイビーなら同系色で落ち着きますし、白シャツとの相性も良い。迷ったらこれで間違いありません。

次点はボルドー、ワインレッド系。 落ち着いた赤は、情熱や積極性の印象を足します。顔まわりが明るくなるので、地味に見られがちな方には効きます。ただし原色に近い赤は評価が割れます。トーンを落としたものを選んでください。

避けたほうがいい色も、はっきりしています。

  • 黒の無地・濃いグレーの無地:冠婚葬祭を連想させます
  • :結婚式の装いです。お見合いでは浮きます
  • 紫・ゴールド・光沢の強いもの:華やかすぎて、場に合いません
  • ピンク:好意的に評価する記事と否定的な記事に分かれます。婚活では避けるのが安全です

4. 柄は3択に絞ってしまっていい

柄も絞ってしまって構いません。

無地。 最も誠実に見えます。一本目に買うならこれです。

ストライプ(レジメンタル)。 知的で活動的な印象。「困ったらストライプ」は紳士服店のコラムでも定番の答えです。線の幅が広すぎるとカジュアルに寄るので、細めから中くらいを選んでください。

小さめのドット(ピンドット)。 柔らかく、親しみやすさが出ます。上品にまとまるので、硬く見られやすい方には向きます。

避けるのは、ペイズリーや唐草のような個性的な柄、キャラクター柄、大きな水玉。お見合いの1時間は、ネクタイに視線を集める場ではありません。

5. 結び方・長さ・幅|ここさえ守れば失敗しない

素材選びより、実は差が出るのがここです。

結び方はプレーンノットで十分。 いちばん簡単で、そのぶん外しません。凝った結び方を覚える必要はありません。

ディンプルを作る。 結び目のすぐ下にできる縦のくぼみのことです。締めるときに、大剣の中央を指で軽くつまんだまま結び目を引き上げると自然にできます。これがあるだけで立体感が出て、結び目も緩みにくくなります。 慣れれば3秒です。

長さは、大剣の先端がベルトのバックル中央にくる位置。 調べたかぎり、どの解説でも同じ基準が挙がっていました。長すぎると胴長に見え、短すぎると子どもっぽくなります。初心者がいちばん外すのがここです。 鏡の前で必ず確認してください。

幅は、ジャケットの下襟(ラペル)と同じくらい。 標準は大剣の幅で7〜9cmです。細すぎるナロータイはカジュアル寄りになります。手持ちのジャケットの襟に、ネクタイを当てて比べてみるのが早いです。

出かける前に見るのは、この3つだけです。ディンプル、バックル中央、襟と同じ幅。鏡の前の10秒で終わります。

6. 革靴|黒の内羽根ストレートチップと、手入れ

足元は、思っている以上に見られています。

1足選ぶなら、黒の内羽根ストレートチップ。 つま先に横一文字の切り替えが入った、最も格式の高い形です。内羽根(靴ひもを通す部分が甲と一体になっている作り)は外羽根より上品に見えます。冠婚葬祭にもそのまま使えるので、1足あると長く効きます。

価格の目安は、量販店なら1万円台から。中堅の革靴ブランドで2〜3万円台です。仕事で履いているものがあれば、それで構いません。

そして買ったあとのほうが大事です。

  • 帰宅したら馬毛のブラシでホコリを落とす。 30秒で終わります。これをやるかどうかで、革の持ちがまるで変わります
  • シューキーパーを入れる。 型崩れとシワの深さが違ってきます
  • 月に1回、無色の乳化性クリームを薄く塗る。 「10回履いたら1回」が目安です。お見合いのときだけ履くなら、月1回で足ります。塗りすぎは革の負担になるので、米粒3〜4粒分を全体に薄く伸ばすくらいで十分です
  • かかとのすり減りは修理に出す。 座ったときに靴底が見えます。ここは意外と見られています

私が使っているのは馬毛のブラシです。革靴は「磨く」より「ホコリを落とす」ほうが日常的に効きます。玄関に置いておいて、帰ってきたらサッとかける。それだけです。

玄関に置いているのは、木製のシューキーパーです。脱いだ靴に入れておくだけで、甲の深いシワが伸びて、湿気も抜けます。革靴を長く履くなら、まずはブラシとシューキーパーの2つからで十分です。

靴下も一言だけ。座ったときにすねの肌が見えないよう、丈のあるものを選んでください。 色は黒か濃紺で、スーツと靴につなげます。白い靴下は合いません。

7. 最後に効いてくるのは、バッグとポケットと手元

装いが決まったあと、最後に効いてくるのが小物です。

バッグは黒のレザー(調)できれいめなもの。 フェイクレザーでも構いません。避けるのは素材のほうで、ナイロンやスポーツブランドのものは浮きます。ジャケットやスーツの日は、手で持てるトートが第一候補です。 手持ちなので、肩や胸のラインを崩しません。斜めがけは、ジャケットに食い込んでラインが崩れます。

ジャケットのポケットに入れていいのは、ハンカチかハンドタオルまで。 財布・スマホ・鍵はバッグへ入れてください。ポケットが膨らむとシルエットが崩れて、採寸したスーツの意味がなくなります。 座ったときにも不格好です。バッグを持つ理由の半分は、これです。

腕時計は1本まで。 革ベルトでも、メタルでも、アップルウォッチでも構いません。手元は食事や物の受け渡しで必ず見られる場所です。指輪やブレスレットを重ねる必要はありません。

8. 写真は白Tシャツ、当日はどちらでも

写真と当日で、選び方が変わります。

プロフィールのメイン写真については、当所はネイビーのジャケットに白Tシャツをおすすめしています。 スーツにネクタイでも構いません。ただし写真は一枚で判断される場だからこそ、結び目やシャツのシワといった減点要素を最初から持ち込まないほうが有利になります。

写真はスタジオで撮ることをおすすめしています。当所は写真スタジオと提携していて、ヘアセットとハーフメイクまで込みで撮っていただけます。ちなみにIBJでは、メイン写真が最大2枚、プライベート写真が最大3枚の合計5枚まで登録できます。

一方、お見合い当日はどちらでも構いません。 王道スタイルできちんと決めるか、ジャケットに白Tシャツで柔らかく行くか。ご自身が落ち着いていられるほうを選んでください。緊張して所作がぎこちなくなるくらいなら、着慣れたほうが確実です。

服装全体の考え方は「婚活で失敗しない服装」の記事に、当日の段取りは「お見合い当日の動き方」の記事にまとめました。

ありがちな失敗、心当たりありませんか

王道スタイルで惜しいことになるのは、たいてい細部です。

  • ネクタイが長すぎて、大剣の先がベルトより下に出ている
  • 結び目が潰れていて、ディンプルがない
  • 就職活動のときのスーツを、そのまま着てきてしまう
  • ジャケットの肩が落ちていて、全体が一回り大きく見える
  • シャツの襟と袖口が、うっすら黄ばんでいる
  • 革靴のかかとがすり減ったまま、つま先にホコリが乗っている
  • ジャケットのポケットに財布とスマホを入れて、腰まわりが膨らんでいる
  • 車で会場へ向かうときにジャケットを着たまま運転して、背中に座りジワを付けてしまう

ここで盲点になりやすいのが、最後の一つです。車の日は、ジャケットを脱いで運転してください。 後部座席に吊るすか、たたんで置いて、降りてから羽織る。それだけでシワのない状態で席につけます。電車や徒歩の日は、着たままで構いません。

最後に

王道スタイルは、決まると強い装いです。ただしその差を作るのは、生地の値段ではなく細部です。 ネクタイの長さ、結び目のくぼみ、襟の白さ、靴のつま先。どれも、お金ではなく手間の話です。

やっかいなのは、鏡の中の自分が正面からしか見えないことです。背中のシワも、座ったときの裾の長さも、そこには映りません。着慣れるほど、違和感のほうが先に消えます。

当所では、これから婚活を始める方も、他社で活動していて見直したい方も、無料相談でお話を伺っています。手持ちのスーツで足りるのか、何を足せばいいのか。伺えば具体的にお伝えできます。ご入会後は、お見合いやデートの前に服装を写真で確認するところまで、回数の制限なくお手伝いしています。

装いは、覚えてしまえば一生使えます。

よくある質問

Q. お見合いにネクタイは必須ですか。

A. 必須ではありません。当所の基本推奨はネイビーのセットアップに白のTシャツで、ネクタイなしでも失礼にはあたりません。ネクタイを締めるなら、結び目・長さ・シャツのシワ・靴の手入れまで管理できることが前提になります。

Q. リクルートスーツをそのまま着てもいいですか。

A. あまりおすすめしません。就職活動用のスーツは生地が薄く、光沢の出方も独特で、着ると年齢より若く、頼りなく見えます。何より体型が当時と変わっていることが多いです。一着買い足すなら、ネイビーのセットアップを選んでください。

Q. ネクタイは何本持っておけばいいですか。

A. 2本あれば足ります。ネイビー系の無地かストライプを1本、ボルドー系を1本。この2本で、お見合いの場面はほぼカバーできます。まず1本ならネイビー系です。

Q. ネクタイピンは必要ですか。

A. なくて構いません。あっても悪くありませんが、留める位置が高すぎたり、装飾の強いものを選んだりすると、そこだけ浮きます。迷うなら付けないほうが安全です。

Q. 夏でもネクタイを締めたほうがいいですか。

A. 無理に締める必要はありません。真夏は上着を脱ぐ場面もありますし、汗をかいた状態でネクタイを締めていると、かえって暑苦しく見えます。夏場は、ネイビーのジャケットに白のTシャツのほうが快適でおすすめです。

Q. 靴は白いスニーカーでもいいのでしょうか。

A. 構いません。当所ではオールホワイトの無地スニーカーもお見合いで問題ないとお伝えしています。ただしネクタイを締めた王道スタイルに合わせるなら、足元も革靴でそろえたほうがまとまります。組み合わせの格を、上下でそろえるという考え方です。

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