バツイチは不利じゃない|再婚を強みに変える婚活の進め方

婚活の進め方・戦略

「離婚歴があると、やっぱり選ばれにくいですよね」

無料相談で、再婚を考えている男性から必ずと言っていいほど出る質問です。しかも皆さん、少し申し訳なさそうに切り出されます。まるで、持ってはいけないものを持っているかのように。

先にお伝えします。結婚相談所の婚活で、離婚歴は思っているほどのハンデではありません。 相談所には再婚を目指して活動している方が普通にいますし、お相手の女性側にも、再婚の方や「婚歴は気にしません」という方が珍しくなくいます。実際のところ、再婚の婚活で差がつくのは婚歴そのものではなく、離婚経験をどう扱い、どう伝えるかです。ここで損をしている方が本当に多い。

この記事では、男性専門の結婚相談所として、離婚歴を引け目ではなく強みに変えるための考え方と、具体的な進め方をお話しします。

この記事の要点
再婚の婚活で差がつくのは、婚歴ではなく「伝え方」です。離婚理由は短く・正直に・相手を悪く言わずに。結婚生活を知っていることは強みとして語れます。卑屈にならないこと、お子様のことは最初から共有すること、清潔感を整えること。この記事で順番に解説します。

その前に:相談所の婚活では、婚歴は「もう伝わっている」

まず、意外と知られていない実務の話からさせてください。

IBJのプロフィールには婚歴の欄があり、初婚か再婚かは、お相手が申し込みを検討する段階で最初から開示されています。 隠すことはできませんし、隠す必要もありません。

これを「不利だ」と受け取る方が多いのですが、私は逆だと考えています。マッチングアプリや自然な出会いでは、「いつ打ち明けるか」という問題が最後までついて回ります。仲良くなってから伝えて関係が終わる、あの消耗がない。あなたに申し込みを受けてくれた女性は、離婚歴を知ったうえで「会ってみたい」と言ってくれているわけです。お見合いの席で、婚歴の告白に怯える必要がそもそもない。これは再婚の方にとって、相談所を使う大きな利点です。

だからこの記事のテーマは「どう隠すか」ではありません。開示されている前提で、どう伝えれば魅力になるか。その話をします。

1. 離婚理由は「短く・正直に・相手を悪く言わない」

お見合いや交際の中で、離婚の理由に触れる場面は必ず来ます。ここが再婚の婚活でいちばん大事な分かれ目です。

原則は3つだけです。短く話す。正直に話す。元の奥様を悪く言わない。

長々と経緯を説明する必要はありません。「価値観の違いを埋められませんでした。私にも至らないところがありました」。この程度の長さで十分です。聞いている女性が知りたいのは、離婚の詳細ではありません。この人は過去をどう受け止めている人なのか、そこを見ています。

いちばんやってはいけないのが、元の奥様への不満や悪口です。気持ちは分かります。実際、言い分もあるでしょう。でも聞いている側は、内容よりも「この人は、うまくいかなかったとき相手のせいにする人なんだ」という印象だけを持ち帰ります。自分がその立場になったときのことを想像するからです。

逆に、自分を下げすぎるのもよくありません。「全部私が悪かったんです」と背負い込みすぎると、今度は「何かよほどのことをしたのでは」と余計な想像をさせてしまいます。事実を短く、双方に理由があったなら、そのように。誠実さは、話の長さではなく、話し方の落ち着きに出ます。

2. 「結婚生活を知っている」は、紛れもない強みになる

再婚の方と話していて、もったいないと感じるのがここです。皆さん、離婚を「マイナスをどう説明するか」の文脈でしか捉えていません。

考えてみてほしいのですが、あなたは結婚生活というものを実際に経験しています。生活費の感覚、家事の分担が揉めごとになること、疲れて帰った日の会話がどれだけ大事か、義理の家族との距離感。初婚の方が想像で語ることを、あなたは実感で語れます。

女性側から見ると、これは安心材料になり得ます。結婚を現実の生活として捉えている男性は、それだけで話が具体的だからです。「次はこういう家庭にしたい」という言葉に、経験に裏打ちされた重みが出る。

もちろん、これは「離婚してよかった」という話ではありません。うまくいかなかった経験から何を学んだかを、自分の言葉で言えるようにしておく、ということです。「前の結婚では、忙しさを理由に会話を後回しにしてしまった。だから次は、些細なことでも話す時間を大事にしたい」。こう言える男性と、「離婚のことは聞かないでほしい」という空気を出す男性。どちらと会ってみたいかは、明らかだと思います。

3. 卑屈にならない|「バツイチですが」を口癖にしない

伝え方の話をもう一つ。プロフィール文でも、お見合いの会話でも、「こんな自分ですが」という前置きを使わないでください。

「バツイチの私なんかで申し訳ないのですが」「離婚歴があるので偉そうなことは言えませんが」。謙虚のつもりでも、聞いている側には自信のなさとして伝わります。そして自信のなさは、婚歴よりずっと印象を下げます。

そもそも、あなたに会うことを選んだのはお相手です。婚歴を知ったうえで会いに来てくれた人に対して、卑屈な前置きを重ねるのは、かえってその判断に失礼だとも言えます。

反省と卑屈は違います。過去への反省は、これからどうしたいかという前向きな文脈で一度だけ語れば十分。あとは、いま目の前にいる相手との時間に集中してください。堂々と、でも謙虚に。矛盾しているようですが、要は「過去は受け止めている、そのうえで今の自分に集中している」という状態です。これがいちばん信頼されます。

4. お子様がいる場合は、最初から事実を共有する

お子様がいらっしゃる場合、伝え方に悩む方が多いので、ここも整理しておきます。

原則は一つです。隠さない、ぼかさない、最初から共有する。 同居しているのか、元の奥様と暮らしているのか。養育費や面会の状況はどうか。こうした事実は、活動を始める段階で担当のカウンセラーに正直に伝えてください。相談所の仕組みなら、お相手の希望条件との擦り合わせは事前に済んだ状態でお見合いが組まれます。会ってから「実は」と切り出して関係が壊れる、という事態を仕組みで防げるんです。

これも相談所が再婚に向いている理由の一つです。言いにくい事実ほど、間に人が入る価値があります。あなたが自分の口で説明しなければならない場面を、最小限にできる。

一つ添えると、お子様の存在や養育費を「申し訳ないこと」のように語る必要はありません。親としての責任を果たしている姿は、誠実さの証明でもあります。事実として淡々と共有し、そのうえで「これからの生活をどう築きたいか」を語る。順番はこれだけです。

5. 見た目と清潔感は、初婚のとき以上に効く

少し耳の痛い話かもしれませんが、大事なことなのでお伝えします。

再婚の婚活では、写真と清潔感の影響が初婚のとき以上に大きいと感じています。理由は単純で、女性側が無意識に「生活に疲れた人だったらどうしよう」という目で見るからです。離婚を経て、身なりに構わなくなっていないか。生活が荒れていないか。写真の第一印象で、そこを見られます。

だからこそ、ここは整えるだけで差がつきます。やることは特別ではありません。髪を美容室で整える(月1回が目安です)、眉を整える、サイズの合った服を着る、明るい場所で写真を撮る。当ブログで何度も書いてきた基本のとおりです(具体的な手順は「清潔感は生まれつきじゃない」の記事にまとめています)。

逆に言えば、清潔感のある再婚男性は「落ち着き」と「余裕」という武器を手にします。 年齢を重ねた分の落ち着きに、手入れの行き届いた身なりが重なると、初婚の若い男性にはない魅力になる。ここは本当に、やった人から結果が変わる部分です。

なお、IBJのプロフィール写真はメイン写真(お見合い写真)が最大2枚、プライベート写真が最大3枚で、合わせて5枚まで登録できます。再婚の方こそ、この枠をきちんと埋めて、いまの生活が充実していることを写真で伝えてください。

6. 「初婚の方とは戦わない」という発想を捨てる

再婚の方からよく聞く言葉に、「初婚の男性と比べられたら勝てないので」というものがあります。この前提、手放してください。

婚活は、条件のトーナメントではありません。女性は「スペックが最も高い一人」を探しているのではなく、「この人となら安心して生活を築けそうだ」と思える一人を探しています。そしてその判断基準は人によってまるで違います。婚歴を重く見る方もいれば、まったく気にしない方も、むしろ「結婚生活を知っている人のほうが話が早い」と考える方もいます。

あなたがやるべきことは、初婚の誰かに勝つことではなく、婚歴を含めたあなた自身を「それでも会いたい」と思ってくれる相手に、きちんと届く状態を作ることです。写真、プロフィール文、伝え方。この記事で書いてきたことは全部、そのための準備です。

土俵を間違えて消耗しないでください。あなたの土俵は「経験に裏打ちされた現実的な結婚観」です。

7. 再婚の婚活は、テンポよく進めやすい

もう一つ、再婚の方ならではの強みに触れておきます。活動のテンポです。

結婚生活を経験している方は、「結婚したらどんな生活になるか」の解像度が高い。だからお相手を見る目も現実的で、判断に迷いが少ない傾向があります。初婚の方が理想像と見比べて足踏みしがちな場面でも、再婚の方は「この人となら、こういう生活になりそうだ」と具体的に考えられる。婚活において、これはかなりの強みです。

相談所の仕組みは、この強みと相性がよくできています。IBJでは、お見合いのあとお互いが望めば仮交際に進み、複数の方と並行しながら人柄を知っていきます。仮交際の期間は2カ月ほどが一つの目安で、「この人と結婚を前提に向き合いたい」となれば真剣交際へ。道筋と期間の感覚がはっきりしているので、現実的に判断できる人ほど活動が前へ進みやすい構造なんです。

年齢を理由にためらう方も多いのですが、判断の早さと生活の現実感は、経験と引き換えにしか手に入りません。若さと張り合うのではなく、この武器を使ってください。

ありがちな失敗、心当たりありませんか

再婚を目指す男性の相談を受けていて、よく出てくるもったいないパターンをまとめます。

  • お見合いの席で、聞かれてもいないのに離婚の経緯を長々と説明してしまう
  • 元の奥様への不満が、言葉の端々ににじんでいる
  • 「バツイチの自分なんて」という前置きが口癖になっている
  • 逆に、離婚の話題になると露骨に空気が硬くなる(受け止めきれていない印象になる)
  • お子様や養育費のことを、聞かれるまで伏せておこうとする
  • 写真が数年前のままで、いまの生活感が伝わらない
  • 「初婚の人には勝てない」と申し込みの手が止まっている

一つでも当てはまったら、直せるところから直していきましょう。どれも、婚歴と違って今から変えられるものばかりです。

最後に

離婚歴は消せません。でも、離婚歴の「意味」は変えられます。引け目として抱えたまま活動すれば、それは画面越しにも、お見合いの席でも伝わります。経験として受け止めて、そこから学んだことを自分の言葉で語れるようになれば、同じ婚歴が誠実さと現実感の証明になります。

ただ、正直なところ、この切り替えを一人でやるのは簡単ではありません。離婚理由をどこまで話すか、プロフィール文でどう触れるか、お子様のことをどう共有するか。一つひとつ、あなたの状況によって最適な形が違うからです。

男の婚活研究所は、男性専門の結婚相談所として、再婚を目指す方の活動設計もお手伝いしています。これから始める方には、婚歴の伝え方とプロフィールの組み立てから。他社で活動していて、婚歴を理由に伸び悩んでいると感じる方には、いまの活動のどこを変えるべきか具体的に。まずは無料相談で、あなたの状況をお聞かせください。

よくある質問

バツイチの男性は、結婚相談所で本当に不利ではないのですか?

婚歴が理由で活動が成り立たない、ということはありません。相談所には再婚を目指す方が普通に活動しており、お相手側にも婚歴を気にしない方が一定数います。差がつくのは婚歴そのものより、離婚経験の伝え方と、写真・プロフィールの整え方です。

離婚理由は、どこまで正直に話すべきですか?

短く、正直に、元の奥様を悪く言わない。この3つが原則です。詳細な経緯まで説明する必要はなく、「何を学んだか」を自分の言葉で添えられれば十分です。話す内容に迷う場合は、事前に担当カウンセラーと整理しておくことをおすすめします。

子どもがいても婚活できますか?

できます。大事なのは、同居の有無や養育費などの事実を、活動開始の段階で相談所に正直に共有しておくことです。お相手の希望条件との擦り合わせが事前に済むので、会ってから打ち明けて関係が壊れる事態を防げます。

離婚してからどのくらい経てば、婚活を始めていいですか?

決まった期間はありません。目安になるのは時間よりも状態です。元の結婚の話を、感情的にならずに落ち着いて話せるか。生活のリズムが立て直せているか。この2つが整っているなら、始めて差し支えないと考えています。

再婚でも初婚の女性と出会えますか?

出会えます。婚歴を気にするかどうかは人それぞれで、初婚の女性が再婚の男性を選ぶことは実際にあります。ただし相手を初婚に限定して探すより、婚歴へのこだわりが強くない方まで広く会っていくほうが、活動はうまく回ります。

再婚のこと、一人で悩んでいませんか?

男の婚活研究所は、男性専門のIBJ正規加盟店として、見た目づくりからお見合い・ご成婚まで、あなたの婚活を一人ひとりに合わせてサポートします。

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