「お見合いは通るのに、仮交際でいつも終わるんです」
活動歴が半年〜1年くらいの男性会員様から、よく聞く言葉です。お見合いは成立する。何なら同時に何人かと仮交際に入ることもある。なのに、そこから真剣交際に進めない。2回、3回と会ううちに、なんとなく連絡が減って、フェードアウトしていく。心当たりのある方は、けっこう多いんじゃないでしょうか。
先にお伝えしておくと、これはあなたに魅力がないという話ではありません。お見合いを通っている時点で、写真もプロフィールも「会ってみたい」と思わせる水準はクリアしています。にもかかわらず仮交際で止まるのは、たいてい会ってからの動き方に理由があります。そしてここは、意識を少し変えるだけで、ちゃんと動きます。この記事では、男性専門の結婚相談所として現場で見てきた「仮交際で終わってしまう男性の共通点」と、真剣交際へ進むための具体的な動き方を、順番にお話しします。
仮交際で終わる原因の多くは「①受け身で相手任せ ②デートが品定めになっている ③連絡のミスマッチ ④減点を恐れて自分を出せていない ⑤様子見で長引かせる」の5つに集約されます。仮交際とは何かというIBJの仕組みから、真剣交際へ進む意思表示のタイミングまで、この記事でまとめて解説します。
その前に:仮交際とは「お互いを知るための時間」
具体策に入る前に、仮交際という段階そのものを整理させてください。ここを勘違いしていると、動き方を間違えます。
当社が加盟しているIBJでは、お見合いのあと、お互いが「もう少し会ってみたい」となると仮交際に進みます。ここで大事な前提が2つあります。ひとつは、仮交際は複数の相手と同時に進められること。だからあなたも相手も、他の人と並行して会っている可能性があります。もうひとつは、仮交際は「結婚を決める段階」ではなく「この人ともう少し知り合うか」を判断する、お試しに近い期間だということです。
そして、その先にあるのが真剣交際。こちらは一対一で、他の仮交際をすべて終了させ、結婚を前提に一人に絞って進む段階です。つまり仮交際のゴールは、「相手に真剣交際を選んでもらうこと」であり、同時に「自分もこの人だと思えるか見極めること」。この両方向の視点を持てているかどうかで、動き方はまるで変わってきます。
もうひとつ知っておいてほしいのが、仮交際中は、相手が交際を続ける気があるかどうかを、担当カウンセラー経由で確認できるということです。手応えがわからないまま不安になったら、一人で抱えずに担当に相談する。これは相談所を使っているからこそ得られる、大きな安心材料です。
1. 受け身で「相手任せ」になっている
仮交際で終わる男性の、いちばん多い共通点がこれです。お見合いまでは申し込みという能動的な行動をしていたのに、交際に入った途端、受け身になってしまう。
「次いつ会えますか?」と相手からの誘いを待つ。日程も店選びも「どこでもいいですよ」と相手に委ねる。本人は気をつかっているつもりでも、相手の女性からすると「この人、私に本気じゃないのかな」と感じてしまいます。仮交際は複数同時が当たり前ですから、熱量の伝わらない相手より、ちゃんと向き合ってくれる相手が優先されるのは自然なことです。
やることはシンプルです。次のデートは、自分から提案する。会っている最中に「次は◯◯に行きませんか」と、日程と場所をこちらから軽く出す。決めきらなくても、「候補を出す側」に回るだけで印象は大きく変わります。店選びも、相手の好みを一言聞いたうえで、こちらで2〜3案用意して選んでもらう。全部委ねるのでも、独りよがりに決めるのでもなく、リードしつつ相手に選ばせる。この塩梅が、いちばん誠実に伝わります。
2. デートが「面接・品定め」になっている
次に多いのが、デートが値踏みの場になってしまっているケースです。
まじめな男性ほど、「結婚相手として大丈夫か見極めなきゃ」と気負って、質問が面接のようになりがちです。仕事は、年収は、家事はできるのか、子どもは何人欲しいか。大事な話ではありますが、会って2回目でこれを畳みかけると、相手は試されていると感じて心を閉じます。そして、同じことは相手からあなたへの視線にも起きています。お互いが減点法で見合っている時間ほど、しんどいものはありません。
仮交際の序盤でやるべきは、見極めよりもまず「この人と一緒にいると楽しい」と思ってもらうことです。人は、楽しい相手ともっと会いたいと思う。だから、条件のすり合わせは真剣交際に近づいてからでいい。序盤は、相手が話しやすい雰囲気を作ることに意識を向けてください。相手の話にちゃんと反応する、笑う、「それいいですね」と受け止める。会話は、うまく話すより、気持ちよく話させるほうが効きます。次も会いたいと思われる男性は、たいてい聞き上手です。
たとえば、相手が旅行好きだと分かったとき。「予算はどれくらいで行くんですか」と聞くと値踏みに聞こえますが、「いちばん良かった場所どこですか、僕も行ってみたい」と返すと、相手は気持ちよく話せます。同じ話題でも、詰める聞き方か、広げる聞き方かで、相手の受け取り方はまったく変わる。仕事や家庭の価値観を知りたいときも、質問で確認するのではなく、まず自分から「僕はこう考えている」と開いてみる。そうすると、相手も自然と自分の考えを返してくれます。尋問ではなく、キャッチボールです。
3. 連絡(LINE)の頻度・内容がかみ合っていない
会っていない時間の連絡も、仮交際の明暗を分けます。ここでのつまずきは、多すぎるか、少なすぎるか、そして中身が事務的すぎるか、のどれかです。
毎日何通も送って相手のペースを乱すのも問題ですが、現場で多いのはむしろ逆で、連絡がそっけなさすぎるパターンです。「了解しました」「ありがとうございます」だけで会話が終わる。用件しかない連絡だと、相手は「気がないのかな」と受け取ります。かといって、無理に話題をひねり出す必要はありません。デートで出た話の続き、「この前言っていたお店、調べたら近くにもありましたよ」くらいの、その人だから送れる一言があれば十分です。
頻度は、相手のリズムに合わせるのが基本。相手の返信が1日1回のペースなら、こちらもそのくらいに。相手より少しだけ丁寧に、でも重くならない。迷ったら、自分が受け取って心地よい距離感を思い浮かべてください。連絡は関係を進める道具であって、詰める道具ではありません。
4. 減点を恐れて、自分を出せていない
これは、まじめで誠実な男性ほど陥りやすい落とし穴です。嫌われないように、失敗しないように、当たり障りのない自分で通そうとする。
気持ちはよくわかります。でも、減点されないことと、選ばれることは違います。無難で何も引っかからない人は、悪くはないけれど、記憶にも残らない。相手が真剣交際で一人を選ぶとき、選ばれるのは「安全な人」ではなく「この人ともっと一緒にいたいと思える人」です。そのためには、あなたがどんな人間なのかが、相手に伝わっていないといけません。
難しく考える必要はありません。好きなもの、休日の過ごし方、仕事で大事にしていること、結婚してどんな家庭を築きたいか。自分の価値観や素の部分を、少しずつ開いていく。完璧に見せようとするより、正直に見せるほうが信頼されます。人は、自分を開いてくれた相手には、自分も開こうとするものです。かっこつけて距離が縮まらないより、多少不器用でも素を出せる人のほうが、仮交際はうまくいきます。
5. 「様子見」で、ずるずる長引かせている
最後は、進める勇気の話です。仮交際が心地よくなってくると、この関係を壊したくなくて、いつまでも様子見を続けてしまう男性がいます。
でも、思い出してください。仮交際は複数同時が前提です。あなたが様子見をしている間に、相手には別の仮交際相手がいて、その人が先に真剣交際を申し込むかもしれない。決めないことは、機会を手放すことでもあるんです。もちろん焦って急ぐ必要はありませんが、「この人ともっと真剣に向き合いたい」と思えたなら、その気持ちは伝えるべきです。
真剣交際は、他の仮交際をすべて終える一対一の段階。だからこそ、進みたいという意思表示が節目になります。タイミングに迷ったら、担当カウンセラーに相談してください。相手の温度感を確認したうえで、進めるべきか、もう少し待つべきかを一緒に考えてくれます。目安として、仮交際が始まって数回会い、月単位でずるずる続いているなら、一度立ち止まって「自分はこの人とどうしたいのか」を考えるサインです。
仮交際から真剣交際へ|進み方の実務
ここで、結婚相談所ならではの「進み方」の話をしておきます。仕組みを知っておくと、動くタイミングの判断がしやすくなります。
IBJでは、真剣交際に進むと、それまで並行していた他の仮交際は、お互いにすべて終了するのが原則です。つまり真剣交際は、二人が「この人と結婚を前提に進めたい」と覚悟を合わせる段階。だからこそ、序盤の仮交際で条件の話を畳みかける必要はなくて、住まいや働き方、家族やお金といった具体的なすり合わせは、この真剣交際に入ってからじっくりやれば十分なんです。仮交際の段階でそこまで詰めようとするから、面接のようになってしまう。順番を知っているだけで、序盤の力の入れどころが変わります。
真剣交際に入るときも、抜けるときも、手続きは担当カウンセラー経由で進みます。自分から相手に直接「他の人と切りますか」と切り出さなくていいのは、相談所を使う気楽さのひとつです。そして真剣交際は、ずっと続けるものではなく、結婚に向けた最終確認の期間という位置づけ。だらだら延ばす段階ではないぶん、仮交際のうちに「この人となら真剣に進みたい」と思えるかどうかを、自分の中で見極めておくことが大切になります。
逆に言えば、仮交際は「見極めのための、いちばん気楽に動ける時間」でもあります。複数の相手と会いながら、自分がどんな人と一緒にいて心地よいのかを知る。ここで受け身のまま時間を使ってしまうのが、いちばんもったいない。せっかくの見極めの機会を、活かしきってください。
ありがちな失敗、心当たりありませんか
現場でよく見かける「仮交際でもったいない動き方」を挙げておきます。ひとつでも当てはまったら、次のデートから見直す価値があります。
- 次に会う約束を、いつも相手からの誘い待ちにしている
- 会うたびに条件の確認ばかりして、面接のようになっている
- 連絡が「了解」「ありがとうございます」で終わっている
- 嫌われたくなくて、当たり障りのない自分で通している
- 手応えがないのに一人で抱え込み、担当に相談していない
- 心地よさに甘えて、進めるタイミングを逃し続けている
特に最後の「進めない」は、本人が失敗と気づきにくいのが厄介です。仲が良いこと自体は悪くない。でも、関係が前に進まないまま時間だけが過ぎると、相手の気持ちも少しずつ冷めていきます。
最後に
仮交際は、婚活のなかでも自分の動き方が結果に直結する段階です。今日お話しした5つ。受け身をやめる、品定めより楽しい時間、連絡の距離感、素を出す、進める勇気。どれも、生まれ持った才能ではなく、意識で変えられることばかりです。お見合いを通っているあなたなら、ここを整えるだけで、真剣交際はぐっと近づきます。
とはいえ、正直なところ、自分の仮交際の何がまずいのかは、自分ではいちばん気づきにくいものです。相手は理由を教えてくれないまま去っていくことが多いですから、なおさらです。私自身、外から指摘されて初めて「あ、そこか」と気づいたことが、婚活に限らず何度もあります。
男の婚活研究所は、男性専門の結婚相談所として、お見合いから仮交際、真剣交際まで、段階ごとの動き方を一緒に組み立てていきます。デートのたびに振り返り、次にどう動くかまで一緒に考えるのが当所のやり方です。これから活動を始める方も、他社での交際がうまく進まなかった方も、まずは無料相談でお話をお聞かせください。
よくある質問
仮交際は何人まで同時に進めていいですか?
IBJでは仮交際は複数の相手と同時に進められます。人数の上限というより、一人ひとりに誠実に向き合える範囲で、というのが現実的な目安です。手が回らず連絡が雑になると、かえってすべてが中途半端になります。
仮交際はどのくらいの期間が普通ですか?
決まった正解はありませんが、数回会って月単位でずるずる続いているなら、一度「この人とどうしたいか」を考えるタイミングです。心地よさに甘えて長引かせると、相手が先に真剣交際へ進んでしまうこともあります。
手応えがあるのかどうか、わからず不安です。
仮交際中は、相手が交際を続ける気があるかを担当カウンセラー経由で確認できます。これは相談所を使う大きな利点です。一人で抱え込まず、不安なときこそ担当に相談してください。
デートでは何を話せばいいですか?
序盤は条件の確認より、相手が気持ちよく話せる雰囲気づくりを優先してください。相手の話にちゃんと反応し、共感を返す。うまく話すことより、相手に話させることのほうが「また会いたい」につながります。
真剣交際に進みたいときは、どう伝えればいいですか?
「あなたともっと真剣に向き合いたい」という気持ちを、素直に伝えるのが基本です。タイミングや切り出し方に迷ったら、担当カウンセラーに相談を。相手の温度感を確認したうえで、進め方を一緒に考えてくれます。
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