婚活で女性が気にする金銭感覚|デート代の使い方で伝わることと、お金の話をする順番

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婚活のデート代というと、まず浮かぶのは「いくら出すか」です。全部出すのか、割り勘でいいのか。いくらの店なら失礼にならないのか。

2026年9月に、IBJ結婚みらい研究所が、物価高とデートのお金についての調査を公開しました。そのレポートでは、お金をかけること以上に、金銭感覚が合うかどうかが大切なポイントだとまとめられています。

結婚すれば、お金の使い方は二人のものになります。デートは、その感覚が合うかを最初に確かめられる場面でもあります。

この記事では、その調査の数字を見たうえで、デートのどこで金銭感覚が伝わるのかと、お金の話を交際のどの段階でどこまでするかを書きます。

この記事の要点
婚活サイトの会員379名(うち女性109名)への調査で、デート代について相手と金銭感覚が合わないと「とても気になる」と答えた女性は72.5%でした。初デートの予算として理想に多く挙がったのは、2人分で5,000円未満です。デートで金銭感覚が伝わる3つの場面と、お金の話をする順番を書きます。

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1. デート代の金銭感覚が合わないと「とても気になる」女性は72.5%|婚活サイト会員の調査

まず、数字を見ておきます。

IBJ結婚みらい研究所が2026年9月に公開した調査です。対象は、IBJが運営する婚活サイト「ブライダルネット」の会員379名(男性270名・女性109名)で、2026年8月に行われました。結婚相談所の会員ではなく、婚活サイトの会員への調査です。

この調査では、デート代について相手と金銭感覚が合わない場合、交際を続けるうえでどの程度気になるかを聞いています。「とても気になる」と答えたのは全体の58.6%。男女で分けると、男性53.0%、女性72.5%でした。「少し気になる」まで含めると、男女ともに9割を超えています。

男性より女性のほうが高い数字です。

2. 初デートの理想は、2人分で5,000円未満が多数派

金銭感覚を見られていると聞くと、ケチだと思われないように良い店を選ばなければ、と考える男性もいると思います。

同じ調査では、初デートの合計予算(2人分)として理想だと思う金額も聞いています。5,000円未満と答えた人は全体の63.3%でした。女性に限ると、「3,000円未満」が40.4%、「3,000〜5,000円未満」が34.9%で、合わせて75.3%です。

実際に使った金額ではなく、理想として答えた金額です。それでも、初デートに高い金額を望む人が多いわけではないことは読み取れます。IBJの公開ページにも、デート費用は高額にならないように、お互いに気をつけましょうと書かれています。

3. 金銭感覚が伝わる3つの場面

金銭感覚は、口で説明するより、デートの中の小さな場面から伝わります。当相談所では、次の3つの場面を意識していただくようお伝えしています。

店を選ぶとき

1回目の店をどう選ぶかは、「婚活の初デートの店選び」の記事に書きました。判断の基準は、同じ店に来月も行けるかどうかです。

金銭感覚の面から付け足すと、この基準は、そのまま自分のお金の使い方を相手に見せることにもなります。無理をしていない、でも相手との時間を大事にしている。背伸びした店を選ぶと、その感覚は見えにくくなると当相談所では考えています。

会計のとき

会計のときは、金額の話をしないことをおすすめしています。

「意外と高かったですね。」「ここ、コスパいいんですよ。」「ポイントが貯まるので。」悪気はなくても、相手はお金のことを意識させられます。ごちそうになっている側は、金額を聞くと気をつかうこともあります。

会計は席を立つ前に済ませて、「行きましょうか」で店を出る。支払った金額は話題にしません。

会話の中で

3つ目は、会話の中に出てくるお金の話です。

仕事の話、趣味の話、休日の話。どの話題にも、お金の使い方が少しずつ出てきます。「趣味の道具に毎月これくらい使っていて。」「旅行はいつも安いツアーを探して。」「最近、投資を始めて。」

どれも悪い話ではありません。ただ、節約の話ばかりが続けば、結婚後もこのくらい切り詰めるのかと受け取られるかもしれません。趣味の出費の話ばかりでも、家計より趣味が先に来る人かと思われる余地が残ります。

そこで、お金の話をするときは、何にお金を使うかと、その理由をセットで話すのがおすすめです。

  • 「服はあまり買わないんですけど、靴だけはいいものを長く履きたいんです」
  • 「外食は控えめにしていて、そのぶん年に一回は旅行に行くようにしています」

使うところと、使わないところ。その線の引き方が見えると、相手は結婚後の生活を想像しやすくなります。

4. お金の話は、交際の段階に合わせて深くする

相手の金銭感覚に合わせたほうが、うまくいくのでは。ここは迷うところです。

当相談所では、合わせるより、自分の感覚を先に見せておくことをおすすめしています。真剣交際に入ると、住む場所や家計の分け方といった具体的な話が出てきます。そこで初めて違いが見えるより、早い段階で分かっていたほうが、お互いに判断しやすいからです。

ただ、お金の話は一度にすべてを話すものではありません。交際の段階に合わせて、話す深さを変えていきます。

仮交際の前半は、使い方の話までで十分です。休日に何をしているか、何にお金をかけているか。前の章で書いた「使うところと理由」がこの段階の話です。

相手の感覚を知りたいときも、先に自分の話をします。「僕は服はあまり買わないんですけど、旅行にはお金をかけたいほうで」と話したあとに、「〇〇さんは、お休みの日は何にお金を使うのが好きですか」と聞く。先に自分が話していれば、聞き返すのは自然な流れになります。反対に、この段階で相手の貯金や収入を聞くのは避けてください。

仮交際の後半、4回目あたりからは、考え方の話に進みます。貯金をどう考えているか。結婚したら、どんなところにお金を使いたいか。金額までは言わなくても、方向が見えれば十分です。

真剣交際に入ったら、具体的な話をします。住む場所と家賃、共働きかどうか、家計をどう分けるか。ここで初めて、金額を出して話し合います。

返ってきた答えが自分と違っていても、その場で評価しないことです。この段階では、違いがあるかどうかを知れば十分です。合うかどうかは、真剣交際に進むかを考えるときに、担当カウンセラーに相談しながら整理すれば間に合います。

5. 相手が「出します」と言ったとき

IBJの一般公開ページには、結婚相談所での交際では、毎回のデート代や食事代を男性がすべて負担するというルールはない、と書かれています。そのうえで男性が多めに支払うことをすすめていて、たとえば食事代は男性が負担し、カフェ代は女性が支払うような分け方も挙げられています(IBJ お見合い・交際のルールとマナー)。

申し出への返し方は、「結婚相談所のデート代は割り勘でいいのか」の記事の5章に詳しく書いています。なお、お見合い当日のお茶代だけは別で、IBJの規定で男性が全額を支払います。

ありがちな失敗

一つ目は、自分の年収を会話の中で大きく話すことです。IBJでは、男性は収入証明を出したうえで年収がプロフィールに載ります。相手はすでに知っているので、改めて強調すると、お金の話ばかりする人に見えることがあります。

二つ目は、物価高を理由に、急にデートの間隔を空けることです。同じ調査では、物価高で負担を感じている人に絞っても、61.5%はデートの頻度や内容を変えていませんでした。それとは別に、当相談所では、仮交際は会う間隔が短いほうが進みやすいと考えています。負担を減らしたいなら、会う回数を減らすより、カフェだけの回を混ぜるなど1回の過ごし方を変えてみてください。

三つ目は、相手の注文や買い物に、値段で口を出すことです。「それ高くないですか」は、冗談のつもりでも相手のお金の使い方への評価になります。自分の使い方は話しても、相手の使い方にはその場で意見しないでおきましょう。

最後に

当相談所では、デート代で伝わるのは、いくら出せるかより、自分に合った使い方をしているか、その使い方が結婚後も続きそうかだと考えています。

当相談所では、仮交際中の会員様に、エリアと目的を伝えていただければデートのお店の候補をお出ししています。予算の考え方も含めて、次のデートをどう組み立てるかをご相談いただけます。

これから結婚相談所を考えている方も、他社で活動していて交際中のお金の使い方に迷っている方も、まずは無料相談でお話をお聞かせください。当相談所の進め方と、交際中にどんなサポートがあるかをご説明します。

よくある質問

Q. 年収が高くないと、金銭感覚で不利になりますか。

A. この調査が聞いているのは、年収ではなく、デート代について感覚が合うかどうかです。自分の収入に合った使い方をしていて、それを落ち着いて話せることのほうが大事だと当相談所では考えています。

Q. 自分の貯金額は、いつ話せばいいですか。

A. 具体的な金額は、真剣交際に入ってから話すことをおすすめしています。仮交際のうちは、貯金をどう考えているか、何のためにお金を使いたいかといった考え方を伝えておけば十分です。

Q. 相手の金銭感覚が合わないと感じたら、どうすればいいですか。

A. まずは担当カウンセラーに相談してください。一度の会話で決めつけず、どこが気になったのかを言葉にしておくと、交際を続けるか判断しやすくなります。合わないと分かったときに無理に続ける必要はありません。

Q. デートでクーポンや割引を使ってもいいですか。

A. 使うこと自体は問題ありません。気をつけたいのは、会計の場で相手の前で割引の話をすることです。予約の段階で済ませておけば、相手に金額を意識させずに済みます。

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