アラサー男性の結婚相談所は早すぎるのか|IBJのデータで検証

結婚相談所の基礎知識

「29歳で結婚相談所は、さすがに早すぎますか。」

検索してこのページに着いた方の頭にあるのは、たぶんこの一言です。年齢で有利か不利かより先に、「まだ早いと思われないか」「周りに何と言われるか」のほうが引っかかっている。相談所を考えるとき、最初の壁になるのはデータではなく、この体裁の部分です。

IBJの公開データで見るかぎり、答えは「早くない」です。むしろ、いちばん人が増えている年代です。この記事では、その数字を出したうえで、アプリとの使い分け、費用、つまずきやすいところ、最初にやることまでを、男性専門の相談所の実務からまとめます。年齢そのものの話(何歳まで続けられるのか、期限はあるのか)は「婚活に年齢の期限はあるのか」の記事に書いたので、こちらはアラサーに絞ります。

この記事の要点
IBJに入会する20代男性はこの5年で3.4倍。成婚した男性の年齢のピークは34歳で、女性からお見合いを受けてもらえる率がいちばん高いのも20代後半でした(2013年のIBJ調査。年齢別の公開データはこれが唯一です)。アラサーは相談所のなかで「早い側」ではなく、中心に近い年代です。迷う理由になりやすい周りの目と費用、アプリとの使い分け、20代向けのU29コース、始めるときに押さえることを、男性専門の相談所の実務から書きます。

前提|アラサーは相談所では「早い側」ではない

27歳で相談所に入るのは、平均より4年早いだけです。平均初婚年齢は夫31.1歳、妻29.8歳(厚生労働省の人口動態統計・2024年概数)。初婚の真ん中が、ちょうどアラサーにあります。

相談所の中では、もっとはっきりしています。IBJに入会する20代は、この5年で女性が約1.9倍、男性が約3.4倍(IBJ結婚みらい研究所の2026年4月の分析記事)。伸びているのは男性のほうで、成婚した男性の年齢のピークは34歳です。

2026年5月には、IBJのお見合い件数が月10万2,013件と初めて10万件を超え(IBJの発表)、その背景として20代の入会者の増加が挙げられました。世の中の初婚の真ん中も、相談所でいちばん増えている年代も、成婚の山も、アラサーの周りに集まっています。アラサーは、相談所のなかでは早い側ではなく、真ん中に近い年代です

1. 「早すぎる」と感じる正体|周りの目と、相談所のイメージのずれ

データがそうでも、感覚は別です。「相談所は、恋愛でどうにもならなかった人が最後に行くところ」というイメージが、まだ残っている。だから20代で入ると「そんなに追い詰められているのか」と見られる気がする。この引け目の正体は、ひと世代前の相談所の姿です。

IBJの2024年の調査(活動中の男女1,822人)では、本気で結婚を意識した年齢は、男性では30〜34歳が33.8%で最多でした。一方で、20代の入会は5年で3.4倍。意識するより前に動く人が増えています。「最後の手段」だった場所が、「最初に選ぶ手段」になりつつあります。

引け目の中身として、もうひとつ大きいのが交際経験です。同じ調査で、入会前に交際経験が「ない」人は全体の3割弱。20代では、その割合がさらに高いと書かれています。経験がないから恥ずかしい、ではありません。経験がない人がふつうに入っている場所が相談所です。相談所の活動は、お見合い、仮交際、真剣交際と段取りが決まっていて、どこで何をするかが最初から見えています。手探りで進めなければならない場面が、恋愛より少ないのです。

周りに言うかどうかは、別の話です。言わなくていい。プロフィールはIBJの会員だけが見られる仕組みで、SNSのように誰にでも見える場所には出ません。男性専門の結婚相談所として言えるのは、20代で始める人に「早い」と言う理由が、相談所の側には何もない、ということです。

2. データで見るアラサー男性の位置|お見合いを受けてもらえる率は20代後半がいちばん高い

IBJが2013年に公開したお見合い快諾率の調査(加盟会員約49,000人)では、男性が申し込んで女性から受けてもらえる率は、20代後半が8.6%で全年代のトップです。30代前半が7.7%、30代後半6.6%、40代前半5.4%と続き、全年齢の平均は5.8%でした。13年前の調査なので、いまの水準は動いているはずです。それでも、年齢別に公開された数字はこれが唯一で、年齢とともにゆるやかに下がる形を知る手がかりになります。

ここで見てほしいのは、8.6%という数字の小ささのほうです。トップでも1割に届かない。相談所のお見合いは、申し込みの9割が断られる前提で回っています。20代後半でこれですから、「若ければ楽に組める」わけではない。ただ、平均より1.5倍ほど通りやすい位置にいるのは確かで、申し込む数さえ確保すれば、お見合いは組めます。数を出せることが、アラサーの武器です。

年齢差のデータも、アラサーに追い風です。IBJ結婚みらい研究所の年齢差の分析によると、成婚したカップルの過半数は同年齢から4歳差以内。年齢差の推移を見ると、成婚カップルの平均年齢差は2017年の4.23歳から2025年には2.77歳まで縮んでいます。同年代で決まる時代です。27歳の男性が同年代を希望すると、そこは成婚がいちばん多く生まれている層にあたります。ご自身の条件で、IBJ会員のなかに何人いるのか。それは、この記事の最後で触れる無料の診断で確かめられます。

アラサーは、年収がまだ伸びきっていない時期です。IBJ結婚みらい研究所の年収の分析(2026年4月・9,569名)では、成婚した男性の年収は500万円台が20.4%で最多、600万円台が18.2%で、この2つで約4割です。成婚の中心は、もともと高年収の層ではありません。上で引いた年齢差の分析には、年収300万円台で実現している年齢差は1歳ほど、と出ています。年下を大きく望むほど求められる年収が上がる構造で、同年代を希望するアラサーにとって、年収は決定打になりにくいのです。

3. アプリと相談所、アラサーはどう使い分けるか

アラサーの多くは、アプリを通ってきています。1で引いた2024年の調査では、男性の約5割にアプリの利用歴がありました。相談所へ乗り換えた理由の1位は、男性では「出会えても進展がなかった」の43.9%。そして男女とも約8割が、相談所について「結婚を目的とする人だけが登録している」点を評価しています。

違いは、真剣度がそろっていることだけではありません。相談所では、お見合いの日時と場所を相談所同士が調整し、交際には期間の区切りがあり、終わった理由も担当を通じて把握できることがあります。ひとりで全部を回すアプリと、段取りの側に人がつく相談所。どちらが上という話ではなく、設計が違います。この違いは「マッチングアプリで疲れた男性へ」の記事で詳しく書きました。相談所そのものの選び方は「結婚相談所の選び方」の記事にあります。

アラサーにとって大事なのは、この設計の違いが「時間」に効くことです。成婚した人のお見合い回数は中央値で11回、交際期間は約4カ月です(前提で引いたIBJの分析記事)。20代は、成婚までの在籍期間が他の年代より短い傾向があります。相談所は、決める段取りが最初から組まれているので、進む人は進む。アプリで「会えるけれど進まない」を1年続けるなら、その1年をどこで使うかは考えどころです。

アプリをやめる必要はありません。併用しながら始めることもできます。ただ、相談所で交際が進みはじめると、自然と手が回らなくなります。

4. 費用の考え方|U29コースと、活動開始日からの日割り

相談所はアプリより費用がかかります。アラサーで迷う理由の2つ目は、たいていここです。

当相談所の料金は、スタンダードコースが入会金99,000円・月会費14,300円・お見合い料0円・成婚料198,000円(税込)。ご入会時に29歳までの方にはU29コースがあり、入会金49,500円・月会費9,900円・お見合い料0円・成婚料198,000円です。U29コースでも、見た目診断や写真のディレクションを含めたサポートの内容はスタンダードと同じです。20代のうちに始めやすいように、入口の金額を抑えています。

初月の月会費は、活動開始日からの日割りです。活動開始日とは、IBJのアプリにログインできるようになった日のこと。それまでの準備期間、つまり写真の撮影やプロフィール作成に時間をかけている間は、月会費がかかりません。契約した日から毎月かかると思われがちですが、準備の長さで損をしない形にしています。

費用を考えるときは、金額の大小より「何が含まれているか」で見てください。当相談所の場合、見た目診断、デート前の服装チェック、プロフィール作成、月1回の面談、電話やLINEでの相談は、すべて入会金と月会費の中に入っています。お見合いの申し込みは月100人までできて、お見合い料は0円。2で見た「数を出す」を、追加費用なしでできる形です。追加でかかるのは、任意の同行オプションだけです。費用の見方は、先の「マッチングアプリで疲れた男性へ」の記事でも整理しています。

「年収がもう少し上がってから」と入口を延ばす考え方もあります。ただ、2で見たとおり、女性から受けてもらえる率は年齢とともに下がる坂で、年収は成婚の決定打ではありません。3年で上がる年収と、3年で下がる、女性に受けてもらえる率。待った側が有利だというデータはありません。

5. アラサーで始める人がつまずくところ|写真・条件・仕事

アラサーの男性がつまずきやすいのは、年齢ではなく、次の3つです。

写真。 婚活写真を撮ったことがある男性は、ほとんどいません。アプリの感覚で、スナップや自撮りで済ませたくなる。相談所のプロフィール写真は、スタジオで撮ったものが基準です。IBJのプロフィールに載せられる写真は、メイン写真が最大2枚、プライベート写真が最大3枚の計5枚。このうちメインの2枚で、お見合いが組めるかどうかが大きく決まります。当相談所では、ご入会後の準備期間に、髪型と服装を整えてから撮影します。

条件。 「相手は年下で」と置きがちです。年下だけに限定すると、成婚の4組に1組以上(同年齢11.1%と女性が年上16.8%の合計・2025年)を占める組み合わせを、最初から外すことになります。2で引いた年齢差の推移では、同年齢と女性が年上の成婚は合わせて8年で約1.6倍に増えました。年齢の条件をひとつ動かすだけで、見える人数が変わります。

もうひとつ、見落とされやすいのが仕事です。アラサーは任される範囲が広がる時期で、忙しさを理由に「落ち着いてから」と延ばしたくなる。当相談所では、最初の無料相談は対面でもオンラインでも受けていて、入会後の面談はオンラインが中心です。来所が必要な場面は多くないので、仕事の忙しさは、始めない理由にはなりにくいと思います。

6. 始めるなら、最初にやることは1つ

やることを増やしません。1つだけです。

数字を知ってください。IBJの会員のうち、自分の希望条件に合う女性が何人いるか。ここが分かると、「早いか遅いか」の議論は終わります。この人数は、IBJの検索機能を持つ相談所の側でしか数えられません。当相談所では、希望条件をフォームで送っていただければ、私がIBJのシステムで実際に検索して、人数をメールでお送りしています。推計ではなく、実数です。費用はかかりません。お電話番号はいただかないので、電話でご連絡することもありません。

始め方の全体像は、「婚活の始め方」の記事にまとめています。

ありがちな失敗

  • 「30歳になったら考える」と、年齢を区切りにする。 30歳の誕生日に何かが変わるわけではありません。区切りは年齢ではなく、意識した時です
  • 無料相談に行くことを「入会の決断」と同じ重さで見てしまう。 無料相談は、サービスの説明を聞いて、自分の現在地を知る場です。行くこと自体は決断ではありません
  • 親に反対されそうだから、黙って何もしない。 反対の理由はたいてい「早い」ではなく「相談所を知らない」です。この記事のデータを見せると、話が変わります
  • 最初の1〜2回のお見合いで「向いていない」と判断する。 成婚した人のお見合い回数は中央値で11回です。2回では、まだ何も分かりません
  • 同年代の女性を「年上に見える」と避ける。 避けている相手が、実際にいちばん決まっている相手です

最後に

「早すぎないか」と迷っているアラサーの方に、私からお伝えしたいのは一つです。早いと言っているデータは、ひとつもありません。相談所の中で人が増えているのはあなたの年代です。女性から受けてもらえる率は20代後半でいちばん高く、30代前半も平均を上回ります。あなたの年代は、まだ下り坂の手前です。迷っている時間のぶんだけ、その有利さを使わずに過ごしていることになります。

当相談所は、男性専門の結婚相談所です。年齢で入口を断ることはしていません。

まず、IBJ会員のなかにあなたの希望に合う女性が何人いるのかを、私が実際に数えてお送りします。無料の人数診断から、希望条件を送ってください。数字を見てから、相談所に入るかどうかを考えても遅くありません。

これから婚活を始める方も、アプリで活動していて切り替えを考えている方も、無料相談では現在地と伸びしろをお伝えしたうえで、当相談所でできることをご説明します。その場で決めていただく必要はなく、無理な勧誘はいたしません。

よくある質問

Q. 27歳です。結婚相談所は早すぎますか。

A. 平均より4年早いだけです。27歳で始めると、平均初婚年齢の31.1歳までに4年ありますが、その4年は準備と活動に使えます。当相談所では、ご入会時に29歳までの方向けにU29コースを用意しています。

Q. U29コースとスタンダードコースで、サポートに差はありますか。

A. ありません。見た目診断、写真のディレクション、プロフィール作成、面談、日々の相談まで同じ内容です。違うのは入会金と月会費の金額だけで、対象はご入会時に29歳までの方です。

Q. 30代前半だと、20代の有利さはもうありませんか。

A. 残っています。2013年のIBJの調査では、30代前半の男性が女性からお見合いを受けてもらえる率は7.7%で、全年齢平均の5.8%を上回っています。本気で結婚を意識する年齢も30〜34歳が最多で、成婚の山もここにあります。有利さが消える年齢ではなく、いちばん決まっている年齢です。

Q. 交際経験がないのですが、相談所でやっていけますか。

A. やっていけます。入会前に交際経験がない人は珍しくなく、20代ではその割合がさらに高いとIBJの調査に出ています。相談所は、お見合いから真剣交際までの段取りが決まっていて、当相談所では各場面で何をするかをその都度お伝えします。経験がなくても、次に何をすればいいかで迷わずに済みます。

Q. アプリと並行してもいいですか。

A. 構いません。二つを同じ熱量で回すのは難しいので、相談所を軸、アプリを補助に置く形が現実的です。どちらかに絞る判断は、交際が始まってからで間に合います。

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